
こんにちは、yasuです。
王道のJRPGにじっくり浸りたいという思いはあっても、日々の生活に追われてなかなか手が出せないという方は多いのではないでしょうか。
まとまったプレイ時間を確保することが難しくなると、長編大作のゲームを敬遠しがちになります。ですが、もしその名作が現代のプレイスタイルに合わせて非常に快適に遊べるよう進化しているとしたら、少し様子が変わってきます。
今回僕がご紹介するのは、日本ファルコムが誇るストーリーRPGの金字塔「軌跡シリーズ」の中でも、巨大な軍事国家を舞台にした新章の幕開けとなる『英雄伝説 閃の軌跡 I:改 -Thors Military Academy 1204-』です。かつて途中で断念してしまった方も、シリーズ未経験の方も、安心して物語の世界へ没入できる仕掛けが満載の作品となっています。
帝国を揺るがす特科クラスVII組の青春ストーリー
物語の舞台は、強大な軍事力を持ち、貴族派と革新派が激しく対立するゼムリア大陸西部の「エレボニア帝国」です。主人公のリィン・シュバルツァーは、地方貴族の養子という複雑な立場にありながら、自身の道を見定めるために帝都近郊のトールズ士官学校へ入学します。
彼が配属されたのは、身分や立場を問わず集められた新設の「特科クラスVII組」です。大貴族の息子から平民出身の秀才、さらには帝国の外からやってきた留学生や、複雑な事情を抱える者まで、非常に個性的なメンバーが揃っています。
最初は互いの出自や価値観の違いから反発し合う彼らですが、学校生活や各地での特別実習を通じて、少しずつ理解を深め、かけがえのない絆を育んでいきます。国家の思惑や不穏な事件に巻き込まれながらも、学生という立場で自分たちに何ができるのかを模索し、懸命に前を向く彼らの姿は、まさに青春群像劇の王道です。複雑な社会の縮図のようなクラスの中で、若者たちが真っ直ぐに成長していく過程は、プレイヤーの心を強く打ちます。

圧倒的なボリュームとそれを支える快適な高速モード
軌跡シリーズの魅力は、その緻密な世界観とストーリーの深さにありますが、それに比例してプレイ時間も非常に長くなる傾向があります。本作も、すべてをじっくり楽しもうとすると60時間から80時間ほどかかる大ボリュームです。
これだけの長さだと尻込みしてしまうかもしれませんが、本作にはその懸念を吹き飛ばす「高速スキップモード」が搭載されています。ボタン一つでイベントやフィールド移動を高速モードに切り替えることができ、テンポ良くゲームを進めることが可能です。
仕事などで忙しく、細切れの時間しかゲームに割けない時期であっても、この機能のおかげで僕自身もレベル上げや移動のストレスを感じることなく、スムーズに物語を追うことができました。現在ではPS4やSteamだけでなくNintendo Switchでもプレイ可能なので、ご自身のライフスタイルに合わせたお好みの環境で、壮大な世界を快適に旅することができます。

奥深い戦術リンクシステムと見守りたくなる学園生活
ゲームの進行は、仲間との絆を深める「学園パート」と、各地の課題を解決していく「特別実習パート」のサイクルで進みます。
学園パートでは、自由行動日に限られたポイントを使って特定のキャラクターと過ごしたり、困った人たちの助けになることもできます。一緒に時間を共有することで、彼らが抱える過去や悩みを知ることができ、物語への没入感が一層高まります。それぞれのキャラクターに深い背景があり、彼らが壁を乗り越えていく姿は、まるで親や先生のような温かい視点で見守りたくなる魅力にあふれています。
一方の戦闘パートでは、戦術オーブメント「ARCUS(アークス)」を用いたカスタマイズと、本作から導入された「戦術リンク」システムが非常に重要です。仲間同士をリンクさせることで、敵の体勢を崩した際に追撃を行ったり、ピンチの時にかばい合ったりと、キャラクター同士の連携がバトルに直接反映されます。ストーリー上で深めた絆が戦闘での強さに直結するため、戦略を練る楽しさと仲間との一体感を同時に味わうことができる素晴らしいシステムです。
リィンの葛藤と唖然とする驚愕の真実
物語を進めていく中で僕が最も惹きつけられたのは、主人公リィンの内面的な葛藤と成長です。養子としての引け目からどこか一歩引いた態度をとり、時折暴走してしまう謎の力を恐れて自己犠牲的な行動をとってしまう彼が、VII組の仲間たちに受け入れられ、自分自身の存在意義を見出していく過程は胸が熱くなります。
しかし、学園祭という青春の最高潮を迎えた直後、物語は急展開を見せます。士官学校の地下で発見された「灰の騎神ヴァリマール」の登場、そしてリィンがその起動者となる展開は、ファンタジー世界に巨大ロボットが現れるという驚きとともに、物語のスケールを一気に引き上げました。
さらにプレイヤーを唖然とさせたのが、信頼していた先輩が敵対組織のリーダー「C」であったという残酷な真実と、仲間たちを絶望的な戦場に残したままリィンだけが離脱を余儀なくされるという、あまりにも衝撃的な結末です。敗北感と喪失感を抱えたまま幕を下ろすラストは、これまでの温かい学園生活との落差も相まって、深く心に刻まれます。

総評:帝国編の壮大な布石と次作へ向かう強い引力
本作は、一つの物語として綺麗に完結するわけではありません。むしろ、これから始まる長大で過酷な「帝国編」の、非常に丁寧で重厚なプロローグと言えます。
あの続きが気になりすぎる終わり方を迎えた後、すぐにでも続編をプレイしたくなる強い引力を持っています。オリジナル版の発売当時は続編を待つ時間がもどかしいものでしたが、現在はすでにシリーズの続きがリリースされているため、この熱量のまま『閃の軌跡II:改』へと進めるのは、今からプレイする方だけの大きな特権です。
リィンの出自に隠された謎、帝国の内戦の行方、そして散り散りになったVII組の絆がどうなっていくのか。すべての要素が次に繋がるしっかりとした布石となっており、腰を据えて長大な物語を追いかけたい方に、僕から自信を持っておすすめできる傑作です。
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Wrote this article この記事を書いた人
yasu
YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。