
こんにちは、yasuです。
今期、SNSでも賛否の声が止まない、そんなドラマがあります。
それは、水曜夜10時から放送中の『冬のなんかさ、春のなんかね』です。
タイトルからして少し不思議なこの作品。「愛がなんだ」や「街の上で」などで知られる恋愛映画の巨匠、今泉力哉さんが脚本・監督を務め、主演に杉咲花さんを迎えたオリジナル作品です。
現在3話まで放送されましたが、みなさんはどう感じていますか?
「何も起きないけど、ずっと見てしまう」
「主人公の文菜(あやな)にイライラするけど共感してしまう」
そんな声がSNSでもちらほら聞こえてきます。正直、派手なサスペンスや胸キュン全開のラブコメを期待すると、肩透かしを食らうかもしれません。
でも、不思議と見続けてしまう魅力があるのだと思います。
今回は、3話まで視聴した僕が、このドラマの独特な魅力と、なぜこれほどまでに目が離せないのかについて、ネタバレを極力抑えつつレビューしていきたいと思います。
まだ観ていない方も、途中離脱しそうな方も、ぜひ少しだけお付き合いください。
杉咲花×今泉力哉が生み出す「独特の空気感」とは
まず触れておきたいのが、このドラマ全体を包む空気感です。
僕は今泉力哉監督の映画『愛がなんだ』を観たことがあるのですが、あの作品にあった「やるせないけど愛おしい、独特の湿り気」が、このドラマにも充満しています。
物語の主人公は、27歳の小説家・土田文菜(杉咲花さん)。彼女は過去の恋愛がきっかけで、きちんと人を好きになることを避けて生きています。
小説家といっても華やかな生活ではなく、古着屋でバイトをしながら、もがきながら執筆している。そんな文菜の「生活」が、杉咲花さんの圧倒的な演技力で淡々と、しかしリアルに描かれています。
特筆すべきは、劇的な展開がほとんどないことです。
ドラマによくある「運命の出会い」や「突然の事故」はありません。あるのは、恋人との少し噛み合わない会話や、バイト先での気まずい沈黙、元カレとの微妙な距離感だけ。
でも、この「何でもない会話」の間(ま)がすごいんです。まるでドキュメンタリーを見ているような、あるいは隣の席の会話を盗み聞きしているような、不思議なリアリティがあります。
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※ただし、配信終了している可能性があります。
3話までの展開:見え隠れする「過去」と「現在」
ストーリーは、文菜が現在の恋人・佐伯ゆきお(成田凌さん)と向き合うために、自分の「恋愛観を歪めてしまった過去」を振り返っていく構成になっているんじゃないかなと思っています。(違ったらごめんなさい。)
3話目までの時点で、文菜は現在の恋人・ゆきおとの穏やかな時間を過ごしつつも、どこか本気になれていないような、そんな感じがします。
特に印象的だったのは、第3話での富山への帰省エピソードです。
年末年始を実家で過ごす文菜の元に、高校時代の元カレ・柴咲秀(倉悠貴さん)が現れます。地元の友人たちとの飲み会での、あの「元恋人同士」特有の、他人行儀だけど誰よりも相手を知っているという空気感。
見ていてヒリヒリしました。
しかし、重要なのは「文菜の恋愛観を作ってしまった根本の恋愛エピソード」は、3話時点ではまだ明確に描かれていないという点です。
なぜ彼女はここまで恋愛に臆病なのか?「好き」という感情を信じられなくなった決定的な出来事は何なのか?
それはこれから描かれるであろう、過去の「誰か」との物語に隠されているはず。この「焦らし」が、視聴者を惹きつける大きなフックになっています。
主人公・文菜の行動は「わがまま」か「リアル」か
このドラマ、正直に言うと「人を選ぶ作品」だと思います。
主人公の文菜の行動に対して、「今の彼氏(ゆきお)は優しいのに、なんでそんな態度なの?」「はっきりしなくてイライラする」と感じる方も少なくないでしょう。
確かに、文菜の行動は一部受け入れづらいものがあります。優しく包み込んでくれるゆきおに対して、甘えすぎているようにも、試しているようにも見えます。
でも、僕はこうも思います。「これこそが、人間(あるいは恋愛)のリアルなのかもな」と。
理屈では分かっているのに、感情が追いつかない。大切にしたいのに、傷つけてしまう。そんな矛盾を抱えているのが文菜という人間であり、少なからず僕たちの中にもある感情ではないでしょうか。
杉咲花さんが演じるからこそ、その「面倒くささ」さえも、人間味として魅力的に映ります。彼女の揺れ動く表情を見ているだけで、なぜか目が離せなくなるのです。
今後の見どころ:淡々とした日々の先にあるもの
さて、4話以降の展開ですが、いよいよ物語が動き出しそうな予感があります。
これまでは淡々と普通の日常が描かれてきましたが、文菜が過去の恋愛(おそらく、彼女を決定的に変えてしまった”誰か”とのエピソード)と向き合うことで、現在のゆきおとの関係にも変化が訪れるはずです。
「これからどのように物語が変化していくのか」
決して派手な急展開はないかもしれませんが、文菜の心の雪解けがいつ訪れるのか、あるいは訪れないのか。じっくりと見守っていきたいですね。
まだ観ていない方は、TVerなどで追いつけます。週末の夜、静かな部屋でお酒でも飲みながら、この「正解のない会話劇」に浸ってみてはいかがでしょうか。
きっと、皆さまの心の奥にある「何か」に触れる瞬間があるはずです。
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※ただし、配信終了している可能性があります。
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Wrote this article この記事を書いた人
yasu
YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。