ドラマ『リブート』感想。鈴木亮平と松山ケンイチが魅せる衝撃の3話までを徹底考察

ドラマ『リブート』感想。鈴木亮平と松山ケンイチが魅せる衝撃の3話までを徹底考察
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こんにちは、yasuです。

皆さんは今期、どのドラマに注目していますか? 多くの作品がスタートする中、一際異様なオーラを放ち、視聴者の度肝を抜いている作品があります。それが、鈴木亮平さん主演のサスペンスドラマ『リブート』です。

「顔を変えて別人になりすます」という設定自体は、古今のミステリーで扱われてきたテーマかもしれません。しかし、本作がそれらと一線を画しているのは、鈴木亮平さんの「画面を支配する圧倒的な演技力」と、予想の斜め上を行く「脚本の奔放さ」にあります。

僕自身、正直なところ第1話を見るまでは「また入れ替わりものか」と高をくくっていました。設定に頼り切った大味な作品になるのではないかという懸念があったのです。しかし、3話まで見終えた今、その不安は完全に払拭されました。

今回は、物語が大きく動き出した第3話までの内容を振り返りながら、本作の魅力と謎、そして今後の展開についてじっくりと語っていきたいと思います。まだ視聴を迷っている方、そして僕と同じようにドハマりしている方の考察のヒントになれば幸いです。

鈴木亮平が魅せる「静」と「動」の演技

このドラマの屋台骨を支えているのは、間違いなく鈴木亮平さんの芝居です。

その前にまず、物語の主人公である早瀬陸を演じる松山ケンイチさんについてお話しなければなりません。僕の知る限り、松山ケンイチさんが出演されることは直前まで明かされていなかったと思います。第1話の冒頭、平和に暮らしていた彼が妻・夏海(山口紗弥加さん)の死に直面し、絶望の淵に立たされるシーンは、見ているこちらの胸が締め付けられるほどのリアリティでした。

松山さんといえば、憑依型の俳優として知られていますが、今回は「普通の幸せを奪われた男」の虚無感と、そこから生まれる静かなる怒りを見事に表現しています。彼の目が光を失っていく過程を見るだけで、このドラマがただのエンタメではないことを予感させました。

そして、早瀬が「リブート」し、その姿を変えることになる悪徳刑事・儀堂歩を演じる鈴木亮平さん。彼が登場した瞬間の画面の圧迫感は、筆舌に尽くしがたいものがあります。近年の作品でも見せてきた、鍛え上げられた肉体と威圧的な低音ボイス。まさに「悪」を具現化したようなキャラクターです。

しかし、本作の真骨頂はここからです。「儀堂の姿(鈴木亮平)の中身が、早瀬(松山ケンイチ)になる」という演技のレイヤー構造です。

鈴木亮平さんは、単に儀堂を演じるだけでなく、「儀堂の皮を被った早瀬」を演じなければなりません。鏡を見た時の戸惑い、慣れない乱暴な言葉遣いをしようとして滲み出る優しさ、そして妻を殺した犯人を追う執念。鈴木さんの演技の中に、ふとした瞬間に松山ケンイチさんの影が見えるのです。

「顔が変わる」というSF的な設定に説得力を持たせるのは至難の業ですが、鈴木亮平さんの演技力がそのハードルを軽々と超えていきました。僕たちは、鈴木亮平さんの姿を見ながら、そこに松山ケンイチさんの魂を感じ取ることができる。この高度な演技だけで、このドラマを見る価値は十分にあると言えるでしょう。

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第3話で急浮上した疑惑。儀堂歩は本当に「妻殺し」の黒幕なのか

物語は第3話に入り、サスペンスとしてのギアを一気に上げてきました。早瀬がリブートしてまで追い求めている真実、それは「誰が妻・夏海を殺したのか」という一点です。

刑事でありながら、闇組織と深い繋がりを持っていた儀堂歩。3話までで、彼こそが実行犯である可能性も濃厚であるという一部の証拠が出てきてしまいました。しかし、さらにその事実を揺るがす事実が次々と明らかになります。

特に印象的だったのは、警察署のロッカーから出てきた一枚の写真です。儀堂は生前(リブート前)、妻の麻友(黒木メイサさん)に対して冷酷に接し、離婚を画策していたとされていました。周囲の人間も「儀堂は家庭を顧みない冷血漢だ」と口を揃えます。

しかし、隠されていた写真には、麻友と仲睦まじく笑う儀堂の姿がありました。もし彼が本当に冷酷な人間なら、そんな写真を大切に保管しているでしょうか。ここで一つの仮説が浮かび上がります。「儀堂は、何らかの危険から麻友を遠ざけるために、あえて離婚しようとしていたのではないか」という可能性です。

もしそうだとすれば、儀堂歩という男は、単なる悪徳刑事ではなく、深い闇と悲しみを背負ったダークヒーローだったのかもしれません。早瀬が憎むべき対象である儀堂の中に、自分と同じ「愛する人を守りたかった男」の影を見つけたとしたら……。物語の構図は一気に複雑さを増します。

「犯人は儀堂」であることを示す証拠とともに、「儀堂」は実は妻を愛していた一人の男ではないか。相反する二つの状況が、僕たち視聴者を混乱させます。視聴者に対し、3話目にして「やっぱり儀堂が犯人」「儀堂もまた被害者かもしれない」と視聴者を二分する展開。この善悪の境界線が揺らぐ不安定さこそが、『リブート』の脚本の妙味ですね。

鋭すぎる直感。黒木メイサ演じる麻友が見抜いた違和感

サスペンスにおいて、主人公を追い詰めるのは警察や敵対組織だけではありません。時に、最も身近な存在こそが最大の脅威となります。本作においてその役割を担っているのが、儀堂の妻・麻友を演じる黒木メイサさんです。

第3話のラスト、彼女が放った視線に背筋が凍った方も多いのではないでしょうか。儀堂(中身は早瀬)と対峙した際、彼女は明らかに確信していました。見た目は夫そのもの。声も、匂いも変わらないはず。一瞬抱き着いただけで、目の前の人は儀堂ではないと気付きます。さらに状況証拠から、彼女は「あなたは早瀬だ」と事実を突きつけます。

黒木メイサさんの演技は、常にクールで凛としていますが、その瞳の奥には決して誤魔化されない強さを感じます。早瀬は必死に儀堂を演じていますが、ふとした瞬間の優しさや、麻友に同情する目の温度感は隠せません。麻友は、かつて夫が自分を突き放した時の冷たさと、目の前の男が持つ温かさのギャップに気づいてしまったのでしょう。

幸後一香(戸田恵梨香さん)以外に、早瀬の正体に気づく人間が現れること。これは、早瀬にとって大きなリスクであると同時に、物語が大きく動く起爆剤でもあります。麻友が敵に回るのか、それとも味方になるのか。彼女の動向から目が離せません。

「一香=夏海のリブート説」を考察。何でもありの世界を楽しむ

SNSを中心に、視聴者の間で加熱している考察があります。それが、早瀬の協力者である幸後一香(戸田恵梨香さん)の正体についてです。

一香は、なぜここまで親身になって早瀬を助けるのでしょうか。彼女には綾香という大切な妹がおり、その妹を守るためという描写もありますが、それだけでは説明がつかないほどの献身ぶりを見せています。

そこで浮上しているのが、「一香もまた、誰かがリブートした姿なのではないか」という説です。そして、その中身として最も有力視されているのが、死んだはずの早瀬の妻・夏海(山口紗弥加さん)です。

「リブート」という技術の詳細や制限はまだ明かされていません。しかし、主人公が顔を変えられるのであれば、他のキャラクターがそうであっても不思議ではありません。もし、一香の中身が夏海だとしたら、夫である早瀬を必死で助けようとする動機にも納得がいきます。

一方で、本物の儀堂が実は生きているという説も根強く残っています。1話で死んだと思われた儀堂がまた、誰かがリブートした姿だとしたら。もし本物の儀堂が生きていて、早瀬の前に立ちはだかったとしたら。鈴木亮平さん対鈴木亮平さん(あるいは別の顔になった儀堂)という、とんでもない対決が見られるかもしれません。

本物の儀堂が、逆に早瀬にリブートしていた、という展開も面白いですよね。

こうして考察を巡らせるのは非常に楽しいですが、僕はあえて言いたいと思います。「このドラマは、予想を楽しむよりも、ジェットコースターのように振り回されることを楽しむべきだ」と。

「リブート」という現実離れした設定を主軸に置いている以上、この物語は何でもありです。論理的な整合性を気にするよりも、脚本家が仕掛けてくる驚きを、頭を空っぽにして浴びる。それこそが、本作の最も贅沢な楽しみ方ではないでしょうか。

まとめ:まだ間に合う。この狂気と感動の螺旋に飛び込もう

ここまで、ドラマ『リブート』の第3話までの魅力を語ってきました。

  • 鈴木亮平さんによる、魂を削るような演技
  • 二転三転し、善悪が定まらないスリリングな脚本
  • 「リブート」という設定がもたらす、無限の可能性と考察の余地

3話まで視聴して感じたのは、このドラマが単なる復讐劇で終わらないだろうという予感です。顔を変えてまで手に入れたかったものは、真実なのか、それとも別の形の愛なのか。儀堂歩のロッカーの写真が示唆するように、物語の根底には深い人間ドラマが流れています。

まだ見ていないという方は、今からでも決して遅くありません。今のうちに追いついておけば、後半戦の怒涛の展開をリアルタイムで体験できます。

儀堂歩(早瀬)の旅はまだ始まったばかりです。来週の放送では、麻友との関係にどのような決着がつくのか、そして一香の真意はどこにあるのか。僕もテレビの前で、固唾を飲んで見守りたいと思います。

皆さまも一緒に、この予測不能な「リブート」の世界に没入してみませんか? きっと、週末の夜が待ち遠しくなるはずです。

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Wrote this article この記事を書いた人

yasu

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YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。

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