こんにちは、yasuです。
シリーズの転換点とも言える傑作、『バイオハザード5』。アフリカの灼熱の太陽の下で繰り広げられる恐怖とアクションは、発売から時を経た今なお多くのゲーマーを魅了し続けています。
今回は、ホラー要素だけでなく、バディ(相棒)との絆やシリーズ屈指の重厚なストーリーに焦点を当て、本作の魅力を余すところなくレビューしていきます。「アクション性が高まったバイオ」がどれほど面白いのか、その一端をお伝えできればと思います。
プレイ時間とボリューム:圧倒的なやり込み要素と満足感のあるボリューム
本作のゲームボリュームは、アクションゲームとして非常に理想的なバランスで構成されています。初見プレイでのクリア時間は、探索やムービーを含めておよそ10時間から15時間程度。しかし、これはあくまで「一周目」の話に過ぎません。
『バイオハザード5』の真骨頂は、クリア後のやり込み要素にあります。武器の無限弾化を目指した資金稼ぎやエンブレム収集、そして何より最高難易度「プロフェッショナル」への挑戦など、周回プレイを前提とした深みのある設計がなされています。
さらに、シリーズおなじみの「ザ・マーセナリーズ」モードも収録されており、こちらは本編以上に熱中してしまうプレイヤーが続出するほどの中毒性があります。単なるクリアだけで終わらせない、百時間は遊べる圧倒的なコストパフォーマンスを誇る作品です。

ゲーム内容:「光と闇」の恐怖と進化したゲーム内容
本作の舞台はアフリカ。前作までの「暗闇の恐怖」とは対照的な「白昼の恐怖」という新しいコンセプトが導入されています。眩しい日差しの中で、集団で襲いかかってくる敵の圧力は凄まじく、プレイヤーに常に緊張感を強います。
そして最大の特徴は、主人公クリス・レッドフィールドと、新たなパートナーであるシェバ・アローマによる「Co-op(協力)プレイ」の実装です。弾薬や回復アイテムの受け渡し、段差の押し上げ、瀕死状態からの救助など、常に二人三脚で困難に立ち向かいます。
このバディシステムにより新鮮なプレイフィールが生まれ、単なる孤独なサバイバルから「背中を預けられる安心感と責任感」を伴うアクションへと進化しました。AIパートナーと共に戦うソロプレイでは、連携が決まった瞬間に最高の一体感を味わうことができます。

感想:宿敵ウェスカーとの因縁、そして絆の物語
実際にプレイして最も心を揺さぶられたのは、アクションの爽快感もさることながら、シリーズの歴史を背負った重厚なドラマ性でした。特に、第1作目から続くクリスと宿敵の因縁めいた物語が一定の結末を迎える点は、ファンとして感涙必至です。
シリーズの黒幕的存在であるアルバート・ウェスカーの圧倒的なカリスマ性と強さは健在で、彼との対峙は手に汗握る展開の連続でした。単なるモンスター退治ではなく、キャラクターたちの「信念のぶつかり合い」が描かれているため、没入感が段違いです。
また、プレイフィールに関しても、最初は操作に慣れが必要かもしれませんが、武器のカスタマイズが進むにつれて爽快感が加速していきます。強力なマグナムで敵を吹き飛ばしたり、相棒と連携して体術を決めたりする瞬間は、他のゲームでは味わえない快感です。「誰かと一緒に困難を乗り越える」という体験が、これほどまでに面白いものだと再認識させてくれました。

総評:アクションバイオの金字塔
『バイオハザード5』は、ホラーゲームとしてのルーツを大切にしつつ、極上のアクションエンターテインメントへと昇華させた名作です。恐怖演出は控えめになったと言われることもありますが、その分「パニックホラー」としての完成度は極めて高く、エンディングまでダレることなく走り抜けられます。
特にストーリーの完結性と、協力プレイの面白さはシリーズ随一。アクションゲームが好きな方、あるいは深いストーリーを楽しみたい方には自信を持っておすすめできます。未プレイの方はもちろん、かつてプレイした方も、ぜひ今改めてクリスとシェバの戦いを体験してみてください。
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