
こんにちは、yasuです。
プレイステーション全盛期、1980円という低価格ながら、フルプライスのゲームをも凌駕する熱量を持ったシリーズが存在したことを覚えていますか?
その名は「パンドラMAXシリーズ」。今回は、後にVol.6まで続くことになる伝説のシリーズの記念すべき第1弾、『ドラゴンナイツグロリアス』をご紹介します。
「廉価版シリーズだし、サクッと遊べるだろう」なんて軽い気持ちで手を出したが最後、その底なしの沼にハマってしまった僕が、本作の魅力を余すことなく語り尽くします。RPGとアドベンチャーが融合した独特の世界観、そしてプレイヤーを待ち受ける膨大な運命の分岐。当時のゲーマーたちを唸らせた隠れた名作を振り返っていきましょう。
圧倒的物量!2000円以下とは思えない驚異のボリューム
まず驚かされるのは、このゲームのボリューム感です。単に「クリアまでの時間が長い」というわけではありません。1回のプレイ時間はRPGとしては標準的、あるいは少し短めに感じるかもしれませんが、それはあくまで「1つのルート」に限った話です。
本作の真髄は、恐ろしいほど多岐にわたるシナリオ分岐にあります。選択肢ひとつ、行動ひとつで物語が全く異なる方向へ転がり、エンディングの種類はなんと25種類。「低価格だからボリュームもそこそこだろう」という安易な予想は、良い意味で完全に裏切られます。
全てのテキスト、全てのイベントを網羅しようとすれば、かなりの時間を要することでしょう。想像を超える冒険が必要になるでしょう。コストパフォーマンスという言葉では片付けられない、開発者の執念すら感じる圧倒的な密度がここにあります。

アドベンチャーとRPGの幸福な融合
ゲームシステムは、フィールド探索や戦闘を行う「RPGパート」と、キャラクターとの会話や物語の分岐を楽しむ「アドベンチャーパート」が見事に融合しています。プレイヤーは王国騎士団ドラゴンナイツの一員となるため、同じ候補生とともに試練をこなしていくことになります。
特筆すべきは、RPG的な「強さ」だけでなく、アドベンチャー的な「好感度」や「フラグ」がゲーム進行に複雑に絡み合ってくる点です。ただモンスターを倒してレベルを上げれば良いわけではなく、街の人々との会話や、ヒロインたちとの接し方、時には政治的な判断までもが求められます。
誰に味方するのか、誰を愛するのか、あるいは騎士としての誓いを破るのか。プレイヤーの主体性が物語を紡ぐこのシステムは、まさに「ロールプレイング(役割を演じる)」の原点とも言えます。王道ファンタジーの皮を被りながら、その実は極めて自由度の高い人生シミュレーターのような側面も持っているのです。

不便さすら愛おしい?古き良き時代の挑戦心
正直に申し上げますと、今の親切設計なゲームに慣れていると、本作には「不親切」に感じる部分があるかもしれません。例えば、グラフィックはPS1初期〜中期レベルであり、ドット絵と粗いポリゴンの組み合わせは、現代の視点では少し寂しく映ることもあるでしょう。しかし、その「余白」こそがプレイヤーの想像力を極限まで掻き立ててくれます。豪華なムービーがない分、テキストから情景を思い描く、小説を読むような没入感が味わえるのです。
また、エンディング分岐の条件が非常にシビアで、攻略情報なしでは「どうしてこうなった!?」と頭を抱えるような結末を迎えることも多々あります。フラグ管理が複雑すぎて、意図しないバッドエンドに直行することもしばしば。ですが、この「思い通りにいかないもどかしさ」こそが、リアリティのある冒険そのものではないでしょうか。安易に正解を選ばせてくれないからこそ、自分だけのハッピーエンドに辿り着いた時の感動はひとしおです。
戦闘システムもシンプルですが、その分テンポが良く、周回プレイが前提の本作においては、サクサク進めるこの軽快さが逆に強みになっています。多少の粗さは、制作陣の「面白いことをやってやろう!」という熱いパッションの前では些細なことに過ぎません。

総評:全てのエンディングを見るのは至難の業!だからこそ見てほしい
『ドラゴンナイツグロリアス』は、パンドラMAXシリーズVol.6まで続く歴史の幕開けに相応しい、野心と情熱に満ちた傑作です。アドベンチャーとRPGの融合という挑戦的なシステムは、今遊んでも色褪せないユニークな輝きを放っています。
ただ、前述の通りエンディング数が膨大であり、かつ分岐条件も複雑怪奇であるため、個人ですべてのエンディングを回収し、全てのテキストを見るのはまさに「至難の業」です。正直、コンプリートを目指すと精神力が削られるほどの難易度です。
「このゲームの奥深さは体験してほしいけれど、膨大な時間をかけるのは難しい」「どうしても見られなかったあのルートの結末が気になる」
そんな方は、僕が頑張ってエンディング回収を行ったプレイ動画をYouTubeにアップしております。ゲーム本編を遊んでいただくのが一番ですが、この動画を見ていただければ、本作の隠された魅力を余すことなく補完できるはずです。
ぜひ、記事下のリンクから動画をチェックして、グロリアスな冒険の全貌を目撃してください!
YASU GAME LIFE CHANNELの配信を見る
記事が気に入ったら
フォローをお願いします!
Wrote this article この記事を書いた人
yasu
YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。