【2025年版】ライフイズストレンジは今から遊ぶべき?ネタバレなしで魅力と評価を徹底解説

【2025年版】ライフイズストレンジは今から遊ぶべき?ネタバレなしで魅力と評価を徹底解説
この記事はだいたい 8 分前後で読めます。

こんにちは、yasuです。

「もしもあの時、違う選択をしていたら」という誰もが抱く空想を、切なくも美しい体験へと昇華させたゲームをご存知でしょうか。

今回ご紹介するのは、アドベンチャーゲームの金字塔『ライフイズストレンジ(Life is Strange)』です。

2025年現在、シリーズ最新作『ライフイズストレンジ ダブルエクスポージャー』が登場したことで、その原点である本作への注目が再び高まっています。発売から時間が経過した今でも、色褪せるどころか輝きを増し続けるこの名作について、ネタバレを極力抑えつつ、その魅力を余すところなく語っていきます。

あらすじ:田舎町アルカディア・ベイで起きる「日常」と「非日常」の交錯

物語の舞台は、アメリカ・オレゴン州にある架空の港町「アルカディア・ベイ」です。どこか寂れた空気が漂うこの町に、主人公のマックス・コールフィールドは5年ぶりに帰郷します。名門ブラックウェル高校で写真を学ぶためですが、彼女は才能あふれる周囲に馴染めず、孤独感を抱えていました。

ある日、マックスは女子トイレで青い髪の少女が同級生に撃たれる場面を目撃してしまいます。その瞬間、彼女は突如として「時間を巻き戻す能力」に目覚めます。能力を使い、死ぬ運命にあった少女を救い出すマックスですが、その少女こそが、かつての親友クロエ・プライスでした。

5年の空白を埋めるように絆を取り戻していく二人ですが、町には不穏な空気が流れています。行方不明になった女子生徒「レイチェル・アンバー」の謎、町を牛耳る権力者の影、そしてマックスの予知夢に現れる巨大な竜巻。二人は時間を操る力を手掛かりに、小さな田舎町に隠された巨大な闇へと足を踏み入れていきます。それは単なる犯人探しではなく、避けられない運命との過酷な戦いの始まりでした。

プレイ時間とボリューム:社会人に最適な「密度の高い」20時間

本作は全5つのエピソードで構成されており、エンディングまでの総プレイ時間は、探索の深度にもよりますがおよそ15時間から20時間程度です。

最近の大規模なオープンワールドゲームと比べると、数字上は控えめに感じるかもしれません。しかし、本作の特筆すべき点はその「密度の高さ」にあります。学校の廊下に貼られたポスター一枚、部屋に置かれた雑貨の一つ一つにまで詳細なテキストや主人公の独白が用意されており、世界観の作り込みは圧倒的です。

ただ物語を追うだけならスムーズに進みますが、このゲームの真髄は寄り道にあります。登場人物たちの詳細な日記を読んだり、住民たちの会話に耳を傾けたりすることで、物語の解像度は何倍にも膨れ上がります。海外ドラマの1シーズンを見終えた時のような、心地よい疲労感と深い充実感が味わえるため、忙しい現代人にとって中だるみすることなく最後まで楽しめる最適なボリューム設計と言えます。

Review lifeisstrange

ゲーム内容:時間を巻き戻し、最良の未来を選択する葛藤

本作は三人称視点のアドベンチャーゲームですが、最大の特徴はシステムそのものが物語の核となっている点です。

基本となるのは「巻き戻し」能力です。会話で失言をしてしまったり、必要な情報を聞き出せなかったりした場合、プレイヤーは時間を数分前まで巻き戻し、得た知識を持った状態でやり直すことができます。「あの時こう言えばよかった」という後悔を解消できるこのシステムは、プレイヤーに全能感を与えます。

しかし、そこで立ちはだかるのが「バタフライエフェクト」というテーマです。このゲームには「正解」の選択肢が存在しません。短期的に良かれと思って変えた過去が、後のエピソードで取り返しのつかない悲劇の引き金になることもあります。システム側から「この行動は結果に影響します」と告げられるたび、プレイヤーは選択の重圧を感じることになります。

また、主人公が写真家志望であることを活かした「あえて撮る写真」という収集要素も魅力です。リスを誘導したり、鏡の反射を利用したりと、観察眼と巻き戻し能力を組み合わせたパズル要素となっており、物語への没入感を高める良いアクセントになっています。

Review lifeisstrange

感想:マックスとクロエの「尊い」関係性と、心が締め付けられる余韻

この作品をプレイして最も心を揺さぶられたのは、間違いなくマックスとクロエの関係性です。

優等生で内気なマックスと、パンクファッションに身を包んだ反抗的なクロエ。正反対の二人が、線路の上を歩いたり、夜の学校のプールに忍び込んだりするシーンは、映画『スタンド・バイ・ミー』のようなノスタルジーと青春の輝きに満ちています。インディー・フォークを中心としたアコースティックなBGMが、その切なさをより一層引き立てており、ただ二人の会話を聞いているだけで涙腺が緩む瞬間が何度もありました。

しかし、美しい時間であればあるほど、「この幸せは長く続かないかもしれない」という予感が常に付きまといます。クロエを救うために何度も時間を巻き戻し、傷つきながらも運命に抗おうとするマックスの姿は、痛々しくも美しいものです。彼女たちの絆は単なる友情を超えた、魂の結びつきを感じさせます。

特に物語の終盤、プレイヤーに突きつけられる究極の選択は、ゲーム史上最も過酷なものの一つと言えるでしょう。クリア後、数日間は物語の余韻から抜け出せなくなる「ロス」を感じるほど、深く心に刻まれる体験でした。鬱ゲーと評されることもありますが、痛みを伴うからこそ得られるカタルシスは、他の作品では味わえないものです。

Review lifeisstrange

総評:2025年の今こそ、原点にして頂点の物語を

『ライフイズストレンジ』は、単なるゲームという枠を超え、人生における「選択」の意味を問いかける芸術作品です。

2025年現在、最新作『ダブルエクスポージャー』では大人になったマックスの物語が描かれていますが、彼女の人格や抱えるトラウマの根源を知るためには、この初代『ライフイズストレンジ』の体験が不可欠です。手描き風の温かみあるグラフィックは今遊んでも古さを感じさせず、むしろ「動くイラスト集」のような普遍的な美しさを持っています。

過去を変える力を持った少女が、最後に何を選び、何を受け入れるのか。その結末を自分の目で見届けた時、きっとあなたの世界の見え方も少しだけ変わるはずです。未プレイの方はぜひ、この機会にアルカディア・ベイへの切符を手に取ってみてください。

『ライフイズストレンジ』実況 完結!
YASU GAME LIFE CHANNELの配信を見る

Wrote this article この記事を書いた人

yasu

yasu

YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。

TOPへ