こんにちは、yasuです。
世界中のゲーマーがその時を待ちわびていた、伝説のRPGの復活。
今回は、スクウェア・エニックスから発売された『ファイナルファンタジーⅦ リメイク(FF7R)』のクリア後レビューをお届けします。
オリジナル版の発売から約23年。この『ファイナルファンタジーⅦ リメイク(FF7R)』は「ミッドガル脱出まで」を描いており、リメイク作品の記念すべき1作目となっています。分作形式に不安を抱いている方もいるかもしれませんが、結論から言えば、それは杞憂に終わる素晴らしい体験でした。懐かしくも新しい、あの感動の世界へご案内します。
プレイ時間とボリューム:一本のRPGとして十分すぎる圧倒的なボリューム
本作のストーリー範囲は「ミッドガル脱出」までとされていますが、その密度と満足度は一本の長編RPGとして完成されています。
メインストーリーをクリアするだけでも、標準的なプレイで25時間~30時間程度は必要です。さらに、サブクエストのコンプリートや、各地に隠された要素、バトルシミュレーターなどのやり込み要素を含めれば、優に50時間を超えるボリュームとなります。
オリジナル版では数時間で通り過ぎてしまったミッドガルという都市が、本作では広大で立体的なフィールドとして再構築されています。単なる「引き伸ばし」ではなく、世界観を深掘りするための濃密なエピソードが詰め込まれており、プレイ後の満腹感は計り知れません。

ゲーム内容:アクションとコマンドが融合した革新的なシステム
本作最大の特徴は、アクションの爽快感とコマンドバトルの戦略性が見事に融合したバトルシステムです。
プレイヤーはクラウドたちを自由に操作し、攻撃や回避を行いつつ、ATBゲージを溜めて強力なアビリティや魔法を発動させます。「たたかう」連打だけでは勝てない絶妙なバランス調整がなされており、敵の弱点を突く戦略性が求められるため、常に緊張感のあるバトルが楽しめます。
また、ストーリー面ではグラフィックの進化が没入感を極限まで高めています。キャラクターの微細な表情の変化や、スラム街の空気感まで伝わる背景美術は圧巻の一言。さらに、オリジナル版では語られなかったアバランチメンバー(ジェシー、ビッグス、ウェッジ)のエピソードが大幅に追加されており、物語にさらなる深みと感情移入を与えています。
前述のとおり、絶妙なバランス調整のため、度々難易度が高いと思わされる部分はありますが、難易度の変更もできるため、ゲーム初心者の方でも安心です。

感想:思い出を超えていく感動の体験
プレイを始めてすぐに感じたのは、「ああ、帰ってきたんだ」という強烈なノスタルジーと、それを上回る新鮮な驚きでした。
まさにファン待望の待ち焦がれたリメイク作として、これ以上の正解はないのではないかと感じさせてくれます。特に印象的だったのは、キャラクターたちの「生きている」感です。クラウドの不器用な優しさや、エアリスの茶目っ気、ティファの揺れ動く心情が、声優陣の熱演とリアルな演技によって痛いほど伝わってきます。
当時のポリゴンでは想像で補完していた部分が、解像度の高い映像と音楽で具現化された時、何度も鳥肌が立ちました。特に音楽のアレンジは素晴らしく、場面に合わせてシームレスに変化するBGMが涙腺を刺激します。思い出補正という高いハードルを、本作は軽々と飛び越えていきました。

総評:RPGの新たな金字塔となる傑作
『ファイナルファンタジー7 リメイク』は、単なる過去作の焼き直しではありません。現代の技術と解釈で再構築された、新しい時代のスタンダードとなるRPGです。
オリジナル版を遊んだファンには、随所に散りばめられたオマージュと新たな展開への驚きを。未プレイの方には、ゲーム史に残る最高のストーリー体験を約束してくれます。
今ならさらに充実した内容を収録したインターグレード版も発売中!選択肢は広がりますね。
「分作だから」と敬遠するにはあまりにも惜しい傑作です。ミッドガルという鋼鉄の街で繰り広げられるドラマは、あなたの心に深く刻まれることでしょう。迷っているなら、ぜひこの最高のエンターテインメントに飛び込んでみてください。
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