バイオハザードRE:3評価レビュー|短い?社会人にこそ推したい濃密な恐怖体験

バイオハザードRE:3評価レビュー|短い?社会人にこそ推したい濃密な恐怖体験
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こんにちは、yasuです。

カプコンが世界に誇るサバイバルホラーの金字塔を、最新技術で蘇らせた『バイオハザード RE:3』。ラクーンシティからの決死の脱出を描く本作は、発売当初からその「ボリューム」について様々な議論が交わされてきました。

「すぐに終わってしまうのではないか」「怖すぎてクリアできるか不安」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。しかし、実際にプレイして感じたのは、現代の忙しいゲーマーにこそ体験してほしい、極上のエンターテインメント体験でした。

今回は、圧倒的なグラフィックと進化したアクションで描かれる本作の魅力を、実際にクリアした感想を交えて徹底レビューします。迫りくる追跡者の恐怖、そして絶望的な状況下で見せるジルの強さに焦点を当ててご紹介します。

あらすじ:崩壊する街と、迫りくる「絶望」からの脱出

物語の舞台は、アメリカ中西部の工業都市ラクーンシティ。前作『RE:2』の出来事と時を同じくして、街はアンブレラ社が開発したウィルスの流出により、未曾有の生物災害(バイオハザード)に見舞われていました。

主人公であるS.T.A.R.S.隊員ジル・バレンタインは、感染者が溢れかえる街からの脱出を試みます。しかし、彼女の前にはアンブレラ社が放った最強の刺客、生体兵器「ネメシス(追跡者)」が立ちはだかります。どれだけ攻撃しても倒れず、壁を突き破り、執拗にジルを追い詰めるネメシス。その目的はS.T.A.R.S.隊員の抹殺ただ一つです。

孤立無援の絶望的な状況の中、ジルはアンブレラの私設部隊U.B.C.S.の隊員カルロス・オリヴェイラと出会います。生き延びるために手を取り合い、崩壊へ向かう街を駆け抜けます。果たしてジルは、この悪夢のような街から生還することができるのでしょうか。

ゲームのボリューム:社会人にこそ推したい「濃縮」された体験

本作のクリア時間は、初見プレイで概ね5時間から8時間程度です。近年の大作ゲームと比較すると数字上は短く感じるかもしれませんが、実際にプレイするとその印象は大きく変わります。

本作には「移動のためだけの退屈な時間」や「無意味な引き伸ばし」が一切ありません。開始直後からエンディングまで、常にクライマックスが続いているかのような密度の高さが特徴です。まとまった時間が取りにくい社会人の方でも、週末を利用して映画一本分以上の満足感と達成感を味わうことができます。

また、一度クリアしてからが本番とも言えます。ゲーム内で獲得したポイントを使って「無限ロケットランチャー」などの強力なアイテムを入手するショップ機能や、より過酷な高難易度モードへの挑戦など、周回プレイを楽しむための仕組みが充実しています。さらに、非対称対戦ゲーム『バイオハザード レジスタンス』も同梱されており、パッケージ全体としての遊びごたえは十分に確保されています。

Review biohazardre3

ゲーム内容:進化したアクションと「緊急回避」の爽快感

『RE:3』の最大の特徴は、前作『RE:2』から大きく進化したアクション性です。特に注目すべきは、敵の攻撃をギリギリでかわす「緊急回避」システムの導入です。タイミングよくステップを踏むことでダメージを無効化し、さらに成功時には強力なカウンター攻撃を叩き込むことができます。これにより、ゾンビに怯えて逃げ回るだけのホラーから、プレイヤーの腕次第で敵を華麗に翻弄するスタイリッシュな戦闘へと進化しました。

また、自社開発エンジン「RE ENGINE」によって描かれるグラフィックは圧巻の一言です。ネオンが怪しく輝くダウンタウン、燃え盛る炎、そして腐敗したゾンビの質感に至るまで、フォトリアルな映像美が恐怖を加速させます。

アクションが苦手な方への配慮も万全です。難易度を下げれば自動回復機能が付与されるほか、ショップで防御力や攻撃力を上げるコインを入手すれば、誰でもストーリーを最後まで楽しむことができます。一方で、最高難易度では敵やアイテムの配置が変化し、熟練プレイヤーでも手に汗握るサバイバルを楽しむことが可能です。

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感想:まるで映画の主人公!恐怖を超えた先にあるカタルシス

コントローラーを握りながら終始感じていたのは、自分がハリウッド映画の主人公になったかのような圧倒的な没入感です。イベントシーンからゲームプレイへの移行が驚くほどシームレスで、ダレる瞬間が一切ありませんでした。

特に印象的だったのは、やはり「ネメシス」の存在感です。セーフルーム以外のどこにいても安心できない緊張感、背後から迫る重い足音には、心拍数が上がりっぱなしでした。しかし、その恐怖が強大であればあるほど、緊急回避を決めて反撃した瞬間や、危機を乗り越えた時の安堵感は格別です。この「絶望」と「克服」のサイクルのバランスが絶妙で、恐怖体験がいつしか快感へと変わっていく感覚を味わえました。

また、キャラクターたちの人間ドラマも魅力的です。ボロボロになりながらも決して諦めないジルの強靭な精神と、それを支えるカルロスの軽口と男気。二人の関係性が物語を通じて深まっていく様子は丁寧に描かれており、単なるホラーゲームの枠を超えた感動を与えてくれます。エンディングを迎えた時、心地よい疲労感と共に「良い映画を観終わった」時のような満足感に包まれました。

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総評:密度とテンポを極めたアクションホラーの傑作

『バイオハザード RE:3』は、サバイバルホラーとアクションが見事なバランスで融合した傑作です。確かにプレイ時間はコンパクトですが、それを「ボリューム不足」と捉えるか、「無駄を削ぎ落とした濃密な体験」と捉えるかで評価は分かれるでしょう。僕は間違いなく後者であると感じました。

忙しい毎日の中で、ダレることなく最後まで一気に駆け抜けられるゲームを探している方には、これ以上ない選択肢です。シリーズファンはもちろん、アクションゲームとしての爽快感を求めている方にも自信を持っておすすめできます。ぜひ皆さまも、ラクーンシティからの決死の脱出劇に挑戦してみてください。

『バイオハザードRE:3』実況 完結!
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yasu

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YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。

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