
こんにちは、yasuです。
今回は、プラチナゲームズが贈る最高峰のアクションゲームシリーズ最新作、Nintendo Switch用ソフト『ベヨネッタ3』のレビューをお届けします。
前作から実に8年ぶりとなる待望の新作。発表から長い沈黙を破り、ついに僕たちの前に現れた現代最強の魔女ベヨネッタ。多くのファンが待ち望んだこのタイトルは、アクションゲームとしての完成度を極限まで高めつつ、物語面ではシリーズの転換点とも言える大きな挑戦を含んでいました。
「ストーリーが難しいって本当?」「アクションは複雑になっていない?」そんな疑問や不安を抱えている方に向けて、ネタバレを極力控えながら、本作の魅力を余すところなくお伝えします。
あらすじ:崩壊する多元宇宙と未知なる敵「ホムンクルス」
物語は、ニューヨークでの日常が突如として崩れ去るところから幕を開けます。今回ベヨネッタの前に立ちはだかるのは、天界の住人(天使)でも魔界の住人(悪魔)でもない、生体兵器「ホムンクルス」です。彼らは並行世界(マルチバース)を渡り歩き、すべてを無に帰そうとする謎の存在「シンギュラリティ」によって統率されています。
圧倒的な力で世界が消滅の危機に瀕する中、ベヨネッタの前に現れたのは、刀を携えた謎の少女「ヴィオラ」でした。彼女は別次元の存在であり、ベヨネッタに助けを求めます。シンギュラリティの野望を阻止するには、並行世界に散らばる「混沌の歯車」を集めなければなりません。
ベヨネッタはヴィオラや魔女ジャンヌ、そして情報屋のエンツォらと共に、崩壊しつつある様々な世界を巡る旅に出ます。そこには、その世界ごとの「別のベヨネッタ」たちが戦う姿がありました。東京、中国、エジプト、フランス。次元を超えた壮大なスケールで描かれる本作は、まさに「世界を股にかける」クライマックス・アクションです。なぜホムンクルスは生まれたのか、そしてヴィオラの正体とは何なのか。数多の謎が絡み合うミステリアスな展開がプレイヤーを待ち受けています。

ゲームのボリューム:濃密な15時間と尽きないやり込み要素
気になるゲームのボリュームについてですが、ストーリーをクリアするだけであれば、およそ10時間から15時間程度を見込むと良いでしょう。一見すると短く感じるかもしれませんが、その中身は非常に濃密です。ムービーシーンとアクションパートがシームレスに繋がり、息つく暇もないほどの怒涛の展開が続くため、体感時間は実際のプレイ時間以上に長く、充実したものになります。
しかし、『ベヨネッタ』シリーズの真髄はクリア後にあります。一度クリアしたステージ(チャプター)でも、より高い評価「プラチナ」や「ピュアプラチナ」を目指して再挑戦することで、遊びの幅は何倍にも広がります。隠されたアイテムの収集、高難易度モードの解放、そして「魔女の血涙」と呼ばれる収集要素をコンプリートしようと思えば、プレイ時間は優に50時間を超えるボリュームとなります。
また、隠しボスや特定の条件で解放される武器、コスチュームなども豊富に用意されており、アクションゲームを骨の髄までしゃぶり尽くしたいプレイヤーにとっては、まさに終わりのない宴のような作品です。サクッとストーリーを楽しみたい方にも、じっくりとアクションを極めたい方にも、満足度の高い設計になっています。

ゲーム内容:大迫力の「デーモン・スレイブ」と新星ヴィオラ
本作最大の特徴であり進化点は、大魔獣を召喚して意のままに操る新アクション「デーモン・スレイブ」です。これまでのシリーズでは自動的に敵を倒していた魔獣たちを、プレイヤー自身が操作できるようになりました。ゴジラのような怪獣バトルから、繊細なコンボ攻撃まで、画面を覆い尽くすほどの巨大な魔獣が暴れ回る様は圧巻の一言です。かつてないほどスタイリッシュでダイナミックな連携が可能になりました。
また、新キャラクターであるヴィオラの操作パートも本作の重要な要素です。回避によって敵の時間を遅くする「ウィッチタイム」を発動させるベヨネッタとは異なり、ヴィオラは「刀でのガード」によってウィッチタイムを発動させます。この操作感の違いが、ゲームプレイに新鮮なリズムと緊張感をもたらしています。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると「弾く」快感が病みつきになるでしょう。
さらに、ジャンヌを操作するスパイアクション風のサイドミッションなど、遊びのバリエーションも豊富です。「これでもか」というほど詰め込まれたアイデアの数々は、プレイヤーを飽きさせないための開発陣の熱意を感じさせます。

感想:極上のアクションと賛否を呼ぶ深遠なストーリー
実際にプレイして感じたのは、アクションゲームとしての面白さは間違いなくシリーズ最高傑作であるということです。特に「デーモン・スレイブ」の爽快感は凄まじく、巨大な敵を巨大な力でねじ伏せるカタルシスは他のゲームでは味わえません。滑らかに動くキャラクターと、ド派手なエフェクトの嵐は、Switchの性能を限界まで引き出していると感じました。
一方で、ストーリーについては「賛否が分かれる」という前評判通りの印象を受けました。マルチバースという設定上、物語が複雑化しており、一度のプレイですべてを理解するのは少々難しい側面があります。特にエンディング付近の展開や、あるキャラクターの扱いについては、長年のファンほど驚きや戸惑いを感じるかもしれません。「待望すぎた」がゆえに、プレイヤーが抱いていた理想と、開発者が提示した新しい方向性との間にギャップが生まれた部分もあるでしょう。
しかし、それらを補って余りあるのがアクションの楽しさです。ストーリーの難解さは、逆に言えば「考察の余地がある」とも捉えられます。なぜあの結末になったのか、それぞれの世界で何が起きていたのかを考えることも、本作の楽しみ方の一つと言えます。ネガティブな意見も見受けられますが、それはこの作品が多くの人に愛されている証拠であり、挑戦的な作品であることの裏返しだと感じました。
総評:アクションゲームの最高峰だが、物語は覚悟が必要
総じて、『ベヨネッタ3』はNintendo Switchを持っているアクションゲームファンであれば、間違いなくプレイすべき傑作です。8年という歳月は、アクションの深みと演出の派手さを極限まで高めるために使われました。「スタイリッシュアクション」というジャンルにおいて、本作を超える作品は当分現れないでしょう。
ただし、ストーリーに関しては「変化」と「世代交代」を受け入れる心の準備が必要です。過去作のような明快な勧善懲悪や、変わらない関係性を求めすぎると、少し肩透かしを食らうかもしれません。しかし、新しい魔女ヴィオラの成長や、マルチバースを通じたベヨネッタの多面的な魅力など、新しい見どころも満載です。
複雑な物語を読み解き、少しクセのある新要素を使いこなした先には、他では得られない極上の達成感が待っています。ぜひ、皆さま自身の手でこの「無限のクライマックス」を体験してみてください。アクションゲームの歴史に刻まれる一作であることは間違いありません。
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Wrote this article この記事を書いた人
yasu
YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。