【夜廻三レビュー】クリア時間と感想。真エンディングまで遊ぶべき傑作ホラーアクション

【夜廻三レビュー】クリア時間と感想。真エンディングまで遊ぶべき傑作ホラーアクション
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こんにちは、yasuです。

夏の終わりや静かな夜に、ふと思い出すゲームがあります。

日本一ソフトウェアが贈る「夜廻」シリーズの三作目、『夜廻三』。可愛らしいビジュアルとは裏腹に、心に深く突き刺さる恐怖と切なさを描いた本作は、多くのプレイヤーの記憶に残る作品となりました。

今回は、シリーズファンであるyasuが『夜廻三』を実際にクリアまでプレイし、その魅力を余すところなくレビューします。

「前作をやっていなくても大丈夫か」「ホラーとして怖すぎないか」といった疑問にもお答えしつつ、本作が持つ独自の体験について深掘りしていきます。

自分を探すための、夜の散歩(あらすじ)

主人公の少女は、見知らぬ暗い森の中で目を覚まします。彼女には、どうしてそこにいるのかという記憶がありません。唯一の手がかりは、自身にかけられた「呪い」を解く鍵が「忘れてしまった思い出」の中にあるという事実だけです。

少女は夜の闇に包まれた街へと足を踏み入れます。そこは、昼間の見慣れた風景とは異なり、異形のお化けたちが徘徊する恐ろしい世界へと変貌していました。学校、商店街、墓地、そして廃船。かつて訪れたはずの場所を巡り、落ちている「思い出の品」を拾い集めることで、彼女は少しずつ過去を思い出していきます。

なぜ自分は呪われたのか。あの日、屋上で何があったのか。そして、自分にとって本当に大切なものは何だったのか。懐中電灯の頼りない光だけを頼りに、少女は自身の過去と向き合うために、恐ろしくもどこか懐かしい夜の街を彷徨うことになります。

Game yomawarisan

プレイ時間とボリュームについて

本作のクリアまでのプレイ時間は、ストーリーを追うだけであればおよそ10時間から15時間程度です。サブイベントの回収やお化け図鑑のコンプリートを目指すやり込みプレイを含めると、20時間から25時間ほど楽しめる内容となっています。

昨今の長大なRPGやオープンワールドゲームと比較すると、数字上は少々物足りなさを感じるかもしれません。しかし、このゲーム体験において、それは決してデメリットではありません。無駄な引き延ばしがなく、すべての瞬間に緊張感と物語的な意味が込められているため、プレイ後の満足度は非常に高いものがあります。

だらだらと長く続くのではなく、一夜の出来事のように凝縮された濃密な時間を過ごすことができるでしょう。忙しい日常の中で、週末に集中して物語の世界に没頭したい方には、最適なボリューム感だと言えます。

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「目を閉じる」ことで広がるゲーム性

基本的なゲームシステムは、シリーズ伝統の斜め見下ろし型のアクションです。懐中電灯で道を照らし、お化けを避けながら探索を進めます。本作からの最大の特徴は「目を閉じる」というアクションが追加されたことです。

目を閉じている間、主人公はお化けから認識されなくなりますが、プレイヤーもお化けの姿が見えなくなり、赤い気配としてしか感知できなくなります。このシステムにより、お化けの側をすり抜ける際の緊張感が格段に増しました。

一見すると、お化けの配置がいわゆる「初見殺し」で、何度も死んで覚える「死にゲー」のような理不尽さを感じる場面もあるかもしれません。しかし、その理不尽さこそが、か弱い子供が理解不能な怪異に立ち向かう際の無力感を演出しています。

何度も挑戦し、敵の動きを学習し、目を閉じて気配を探りながら一歩ずつ進む。このプロセスを経ることで、単なるアクションゲーム以上の没入感が生まれ、恐怖を乗り越えた先にある達成感をより強く感じられる設計になっています。

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残酷で美しい、プレイ後の感想

プレイを終えて最初に感じたのは、恐怖よりも胸を締め付けられるような切なさでした。本作は、学校でのいじめや孤独といった現代的なテーマを扱っており、その描写は時として残酷です。しかし、その暗闇が深いからこそ、微かな希望や優しさが際立って感じられます。

特筆すべきは、音の演出です。心臓の鼓動音、足音、虫の声、そして静寂。これらが巧みに組み合わさり、夜廻の世界観を維持しつつも、恐怖と物語性はさらにパワーアップしていると感じました。単に驚かせるだけのホラーではなく、精神的に訴えかけてくる恐怖があります。

操作性に関しては、一部のボス戦でシビアな判定が求められることもあり、アクションが苦手な方は少し苦戦するかもしれません。ですが、リトライのロード時間が短く、直前から再開できるため、ストレスは最小限に抑えられています。苦労して進んだ先に待つ物語の展開は、その労力に見合うだけの価値があるものです。

総評:真実を見届ける覚悟はあるか

『夜廻三』は、単なるキャラクターゲームの枠を超えた、芸術性の高いホラーゲームです。可愛らしい絵柄に惹かれて手に取ると、その過酷なストーリーに打ちのめされるかもしれません。しかし、そこから逃げずに最後までプレイすることで、他では得られない感情体験を得ることができます。

特にストーリーに関しては、通常のエンドロールが流れただけで満足してはいけません。エンディング後、さらに特定の条件を達成すると真エンディングへ到達、物語の終着点を見届けることができるからです。そこには、ただ怖いだけではない、本作が本当に伝えたかったメッセージが隠されています。

夜の静けさに浸りたい方、心に残る物語を求めている方には、自信を持っておすすめできる一作です。ぜひ、部屋の明かりを消して、ヘッドホンをして、皆さま自身の足で夜の街を歩いてみてください。

『夜廻三』実況 完結!
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Wrote this article この記事を書いた人

yasu

yasu

YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。

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