Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』あらすじ・結末と感想。心温まるミステリーの世界

Netflix映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』あらすじ・結末と感想。心温まるミステリーの世界
この記事はだいたい 10 分前後で読めます。

こんにちは、yasuです。

毎日の仕事や家事、そしてさまざまな人間関係など、慌ただしい日々を過ごしていると、ふと現実から離れて少し不思議な世界へ迷い込んでみたいと思うことはありませんか。

そんなほっと一息つきたい夜にぜひおすすめしたいのが、Netflixで世界配信されている話題の映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』です。

この作品は、青柳碧人先生が書かれた同名の大ヒット小説を実写化したものです。僕たちが子どもの頃から親しんできた「赤ずきん」や「シンデレラ」といった美しい童話の世界に、本格的な謎解き要素が組み合わさっています。

少しだけ非日常を味わいながら、最後には心にじんわりと温かいものが残る、そんな素敵な時間を過ごせる作品です。今回は、この映画のあらすじや見どころについて、まだ見ていない方への配慮として「ネタバレなし」のエリアと、結末まで深く語り合う「ネタバレあり」のエリアにしっかりと分けて、丁寧にお話ししていきます。

映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』のあらすじ

物語は、赤いずきんを被った好奇心旺盛な少女、赤ずきん(橋本環奈さん)が旅をしているところから静かに幕を開けます。彼女は旅の途中の森で、継母や義理の姉たちから冷たい扱いを受け、灰だらけの服を着た少女、シンデレラ(新木優子さん)と出会います。

シンデレラの悲しい境遇に寄り添った赤ずきんは、彼女がずっと憧れていたお城の舞踏会へ一緒に行くことを決意します。魔法使いの優しい手助けによって、二人は息をのむほど美しいドレスとガラスの靴に身を包み、カボチャの馬車に乗って夢のような時間を過ごすためにお城へと向かいます。

ところが、その道中で思いがけないトラブルに見舞われます。カリスマ的な人気を誇る美容師、ハンスの遺体を見つけてしまうのです。自分たちの馬車で轢いてしまったのではないかと怯えるシンデレラでしたが、赤ずきんは持ち前の鋭い観察眼で、ハンスが馬車とぶつかる前にすでに別の理由で命を落としていたことを見抜きます。

二人はせっかくの舞踏会を諦めきれず、なんとか遺体を隠してお城へ到着します。お城ではシンデレラが憧れのギルバート王子(岩田剛典さん)と夢のようなダンスを踊り、心を通わせていきます。しかし、隠したはずのハンスの遺体が発見されたことで、華やかな舞踏会は一転して、参加者全員が容疑者となる密室のミステリーへと姿を変えていくのです。

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※ただし、配信終了している可能性があります。

個性豊かな俳優陣と福田雄一監督が作り出す非日常の世界

この映画の大きな見どころは、なんといっても画面に映るだけで心が華やぐような、豪華で個性的な俳優陣の皆さんの演技です。

メガホンを取ったのは、数々のコメディ作品で私たちを笑顔にしてきた福田雄一監督です。主人公の赤ずきんを演じる橋本環奈さんの可愛らしさと芯の強さ、シンデレラを演じる新木優子さんの儚げな美しさは、見ているだけで日々の疲れを癒してくれます。さらに、魔法で人間の姿になったネズミのポールをムロツヨシさん、少し風変わりな王様を佐藤二朗さんが演じており、ふとした瞬間にくすっと笑える温かい空気が流れています。

童話の登場人物たちが、現代の僕たちと同じように悩みや秘密を抱えている姿はとても人間味があり、親近感が湧きます。美しいドレスや豪華なお城のセットを眺めているだけでも、まるで極上の舞台劇を最前列で見ているような、贅沢な非日常感を味わうことができます。

謎解きの面白さと、現代を生きる私たちへの問いかけ

一見すると華やかで楽しいファンタジー映画ですが、物語の根底には本格的なミステリーの骨組みがしっかりと用意されています。赤ずきんが小さな違和感から手がかりを見つけ出し、パズルのピースを合わせるように真実へと近づいていく過程は、見ている私たちの知的好奇心を優しく刺激してくれます。

また、この物語の舞台となる国では、「外見の美しさこそが何よりも素晴らしい」という、少し偏った価値観が広がっています。被害者となってしまった美容師のハンスも、その価値観を利用して女性たちの心を傷つけていたことが少しずつ明らかになります。

現実の社会でも、僕たちは誰かと比べて落ち込んだり、周囲の目線に合わせて無理をしてしまったりすることがあるかもしれません。少し胸が痛くなる設定ではありますが、この映画はそんな僕たちに対して、「本当に大切なものは目に見えるものだけではない」という前向きなメッセージを静かに投げかけてくれています。自分自身の内面を大切にしようと思える、とても優しい後味を残してくれます。

Warning

ここから先は、物語の核心に触れるネタバレが含まれます。

まだ作品をご覧になっていない方は、ここで前のページに戻るか、視聴後に改めてお読みいただくことをおすすめします。

事件の真相と、魔法のルールを使った巧妙なトリック

赤ずきんの丁寧な推理によって、事件の夜の複雑な人間関係が少しずつ紐解かれていきます。途中でシンデレラの義理の姉であるマルゴーが「自分が犯人だ」と告白をしてしまうなど、ハラハラする展開が続きます。しかし赤ずきんは、真犯人がハンスを殺害した後にマルゴーを気絶させ、彼女に罪を着せようとした巧妙な罠であることを見抜きます。

この難事件を解き明かす最大の鍵となったのは、童話でおなじみの「ガラスの靴」と「魔法は24時間で解ける」という不思議なルールでした。

真犯人は、マルゴーを気絶させる際に、自分の足に履いていたガラスの靴を脱いで武器として使いました。その時の衝撃で、靴のヒールの破片が現場に落ちてしまい、マルゴーの服に付着していました。赤ずきんは、魔法がかけられてからちょうど24時間が経った瞬間に、ガラスの破片と、真犯人が履いている靴が同時に「元の古びた靴」に戻ることを証明してみせました。

この魔法のルールを見事に利用したトリックによって導き出された真犯人は、誰よりも幸せになってほしいと私たちが願っていた、あのシンデレラだったのです。

少しほろ苦い結末から受け取れる、心温まるメッセージ

シンデレラがハンスを手にかけてしまった最初の理由は、無理やり髪を切られそうになった恐怖からの自己防衛でした。そして彼女は、日頃から自分をいじめていた義理の姉に罪をなすりつけるという悲しい決断をしてしまったのです。

すべての真相が明るみに出た後、シンデレラはギルバート王子に「私のことを美しいと言って」とすがりつきます。しかし王子は、「君はとても残念だ」と静かに告げます。この言葉は、外見のことを言ったのではありません。自分の保身のために家族を陥れようとした、彼女の心の在り方を悲しんだのです。

長く辛い境遇に耐えてきたシンデレラが逮捕されてしまうという結末に、少し厳しすぎるのではないか、と胸を痛める方もいらっしゃるかもしれません。また、ミステリー作品特有の謎解きの説明が長く感じてしまった方もいるでしょう。

ですが、少し見方を変えてみると、この結末にはとても優しくて力強い希望が隠されています。ギルバート王子はその後、かつてハンスのせいで顔に大きな傷を負ってしまい、身を隠していた元恋人のレミと再会します。そして、傷を含めた彼女のすべてを受け入れ、改めて愛を誓うのです。外見だけがもてはやされる世界の中で、王子が「内面の美しさ」や「誠実さ」を何よりも大切に選んだこの場面は、僕たちの心を温かく包み込んでくれます。

どんなに苦しい状況でも、他者を傷つけることなく誠実に生きようとする人の姿は、必ず誰かが見ていてくれる。この映画が最後に届けてくれるそのメッセージは、明日からもまた頑張ろうと思えるような、静かな勇気を与えてくれます。

まとめ:心に寄り添う、新しい童話ミステリーの世界

映画『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』は、誰もが知る童話の世界に本格的な謎解きの楽しさを詰め込み、さらに現代を生きる僕たちの心に寄り添う優しいメッセージを届けてくれる素敵な作品です。

笑いあり、驚きあり、そして最後にはほろりとさせられる温かさがあります。毎日を一生懸命に生きているからこそ、時にはこうした美しい世界に浸って、自分の心に栄養をあげる時間も大切です。まだご覧になっていない方は、ぜひ温かいお茶でも飲みながら、Netflixでこの素晴らしい物語の扉を開いてみてくださいね。

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※ただし、配信終了している可能性があります。

Wrote this article この記事を書いた人

yasu

yasu

YASU GAME LIFE CHANNELのyasu本人によるブログです。乙女ゲーム好きな実況者です。皆と居心地の良いストレスのない場所を作るのが目標です。今までの動画・ライブ配信のまとめだったり、日々の想いを綴ります。 ※当ブログはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載することがあります。

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